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実測 飯舘村・川俣町山木屋地区の放射線量

  f:id:a-tabikarasu:20170531081540j:plain 2017.5.31

森の中では4マイクロシーベルト越え 飯舘村・川俣町山木屋地区の放射線

 原発取材班は、3月末に原発事故の避難指示が大部分の地域で解除された福島県飯舘村と川俣町山木屋地区を車で走り、放射線量を調べた。
 調査は5月9、10両日に実施。いまだ帰還困難区域として立ち入りが制限されている長泥地区には、住民に同行する形で入った。
 山木屋地区は、毎時0.2マイクロシーベルト強の地点が多かったものの、浪江町津島地区に近い国道添いでは、0.5ー0.8マイクロシーベルト弱あった。
 飯舘村は、家屋や農地の除染が進んだものの、元の汚染度が高く、家屋が点在する形態のため、面的に線量が低下したとは言いがたい状況だった。政府の長期目標である0.23マイクロシーベルト以下の地域は、役場周辺や北東部に限られていた。
 長泥地区はほぼ全域で1マイクロシーベルトを超え、最大値は2.36マイクロシーベルトだった。森の中に一歩足を踏み入れると、優に4マイクロシーベルトを超えた。(山川剛史、小川慎一) 2017.5.31

 調査方法:車のサイドミラー(地上1メートル)に小型の線量計を取り付け、200メートルごとに放射線量と衛星利用測位システム(GPS)データを自動的に記録した。


<ブログコメント> 昨年6月、この地区を車で走りました。山や丘陵の広がる中に家が点在する地域です。家屋と道路が除染されてもそれは点と線の除染でしかありません。村の一等地にある田畑には汚染土の入ったフレコンバッグの山ができていました。村に帰った人たちはどうやって暮らしていくのでしょう。また避難解除の基準(放射線許容量)が年間20ミリシーベルト以下というのも問題です。政府の除染目標である毎時0.23マイクロシーベルトは、年間に換算すると1ミリシーベルトになります(異論もあります)。福島では6年経った今でもダブルスタンダード二重基準)です。