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国連報告者ケイ氏 政府に反論

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「ジャーナリストの法的保護明確に」 「表現の自由国連報告者ケイ氏

 言論と表現の自由に関する国連の特別報告者、デービッド・ケイ氏が来日し、2日に東京都千代田区の上智大で記者会見した。特定秘密保護法について、5月30日に公表した対日調査報告書で改正を勧告したことに触れ、「ジャーナリストが処罰されないように、運用基準ではなく、法的な保護を明確にしてほしい」などと述べた。
 同法では防衛、外交などの特定秘密を公務員が漏らしたり、記者が漏らすよう唆(そそのか)したとみなされたら処罰される。ケイ氏は報告書で、ジャーナリストが市民の関心のある情報を開示しても処罰されない例外規定を設けるべきだと指摘。12日の国連人権理事会で報告書の内容を説明する。
 報告書では、同法によって日本の報道が萎縮することを懸念するほか、政府が放送局に電波停止を命じる根拠となる放送法第4条の廃止を勧告。ケイ氏は会見でもメディアの独立性を守ることが大事だとし、「日本では放送に関する規制は政府がコントロールしている」と問題点を指摘した。
 報告書に対する日本政府の「不正確で不十分な内容だ」といった批判には、「多くの人から話を聞いた。意見の違いはあるかもしれないが、報告書の事実は正確だと自信を持っている。報告書の勧告に法的拘束力はなく、政府に委ねられている」と述べた。
 「共謀罪」の趣旨を含む組織犯罪処罰法改正案については「コメントする立場になく、法案を批判するわけではないが、世界のどこでも、どのような共謀罪でも、思想で罪に問うことがあってはいけない」と語った。プライバシーに関する特別報告者のジョセフ・ケナタッチ氏の共謀罪への懸念には「専門家として人権理事会から権限を与えられており、ある程度考慮に値するものだと思う」と話した。(土門哲雄)

国連特別報告者>国連人権理事会の任命を受け、特定の国やテーマ別の人権状況について調査・監視を行う専門家。いかなる政府、組織からも独立して調査に当たり、調査結果は同理事会に報告する。

 

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首相と周辺3人 役職歴  学園や系列法人などに

 安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題を巡っては、首相と妻の昭恵氏ら周辺から少なくとも計4人が、現在あるいは過去に同学園や系列の法人に在籍していた。首相と学園側の関係の近さを物語る。(安藤美由紀、清水俊介)

 首相は学園の加計孝太郎理事長と30年来の友人で、年数回、飲食やゴルフをともにする仲。先の国会答弁で(1993年衆院選に)初当選した当初、数年間、監査かそうしたものを務めた」と認め、年間14万円の報酬を受けとったとした。99年分の所得報告書などによると、首相は加計学園グループの学校法人「広島加計学園」(広島県福山市)の監事だった。
 昭恵氏は2015年6月、同学園系列の「御影インターナショナルこども園」(神戸市)の名誉園長に就任している。
 首相側近の萩生田光一官房副長官も09年衆院選で落選後、学園傘下の「千葉科学大」(千葉県銚子市)の客員教授となり、報酬を受けとっていたことを国会答弁で認めた。12年衆院選で国政に復帰した後も、大学側の要請で名誉教授としてとどまったが、講義はせず、報酬も受けていないという。
 14年4月~16年9月に内閣官房参与を務めた木曽功氏は16年4月から、加計学園理事と千葉科学大学長を兼任している。

 

<ブログコメント> 今日も記事2本になりました。社会面にあった14歳のプロ棋士、藤井4段の20連勝も紹介したかったのですが、今は加計学園表現の自由の問題が優先します。一面記事のデービッド・ケイ氏は「特定秘密保護法」の問題点を指摘。本来なら政府は、報告を受けて「特定秘密保護法」を改正すべきです。2本目の記事では、安倍首相と周辺の人たちが加計学園とずぶずぶの関係であることがまた明らかとなってきました。先の「森友学園」以上に、です。