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白(しら)を切る政府

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「加計」文書 政府再調査拒否 「出所不明」を繰り返す

 安倍晋首相の友人が理事長を務める学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画を巡り、野党は5日の国会審議で、文部科学省内で共有したとみられるメールの写しが新たに見つかったとして、関連文書の再調査を要求したが、政府は拒否した。(金杉貴雄、横山大輔)

 野党は送信者に事実を確認すれば、メールの内容の真偽を確認できると指摘したが、政府は最後まで応じなかった。
 このメールは民進党が入手し、2日に写しを公表した。文科省専門教育課の係長が昨年9月27日に「昨日の概要を共有します」と添付ファイル付きで省内の10人余に送付した。添付文書には「藤原内閣府審議官との打ち合わせ概要」とのタイトルで、その中には内閣府文科省に早期の獣医学部新設を働きかけたとされる「官邸の最高レベルが言っている」との記述がある。
 5日の衆院決算行政監視委員会で、民進党今井雅人氏がメールの写しに記載された送信者である係長本人と受信した10人の名前を読みあげると、常盤豊文科省高等教育局長は「同姓同名の職員は実際いる」と認めざるを得なかった。
 野党側は送信者への事実確認を求めたが、松野博一文科相は「メールを含む文書は、出所、入手経緯が明らかでない」と繰り返し、調査を拒否した。首相も「文科相が答弁した通りだ」と同調した。
 ただ、メールの内容の真偽を問われた松野氏は「メール等の文書は確認されなかったので、内容に触れることはしない」と述べるにとどめた。
 文科省はメールに添付された文書について、5月に内部調査を行い、「確認できなかった」と公表した。しかし、聞き取りは関係部署の局長や審議官、課長ら7人にとどまるなど限定的だった。
 その後、前川喜平前事務次官がこの文書について「文科省幹部の間で共有されていた」と証言したため、調査は不十分だと批判された。前川氏の証言後、政府は調査を拒否している。
 首相は野党から学部新設計画への関与を尋ねられると「私の意向は入りようがない」と重ねて否定した。

 

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こちら特報部 機動隊排除で2人負傷 辺野古・高江リポート

【5月29日】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、キャンプ・シュワブゲート前では、新基地に反対する市民らが抗議の声を上げる中、76台の工事車両が基地内に入った。機動隊による市民らを「ごぼう抜き」する強制排除もあった。シュワブ沿岸の「護岸」工事はなかった。
【30日】沖縄県は、名護市辺野古沖での米軍新基地建設工事で、岩礁破壊許可を得ないまま沖縄防衛局が作業を実施している状況を踏まえ、早ければ7月にも国を相手に工事の差し止めを求める訴訟を起こす方針を固めた。これに併せて判決出るまでの間の工事停止を求める仮処分も申し立てる。
 一方、キャンプ・シュワブのゲート前では、石や鉄板を載せたトラックやミキサー車など96台が基地に入った。多いときには約80人が「違法工事をやめろ」と声を上げたが、県警に排除された。その際、男性(52)が機動隊に拘束され、基地内に連れ込まれた。男性は10分ほどで解放された。
【6月1日】名護署は、名護市辺野古キャンプ・シュワブ第2ゲート前付近で、工事用車両の前に立ちふさがり交通の妨害をしたとして、住所職業不詳の女性(49)を道路交通法違反(禁止行為)容疑で現行犯逮捕した。容疑について女性は黙秘しているという。その後、女性の身柄は沖縄署に移された。
【2日】米軍キャンプ・シュワブゲート前では機動隊が市民を排除した際に、男女2人が負傷して救急搬送された。市民ら最大約50人が抗議の声を上げる中、125台の工事関係車両がゲート内に入った。海上ではK9護岸の工事を進める様子が確認された。
 目撃者によると負傷した女性は切り傷を負って出血。頭蓋骨へのひびと脳挫傷に伴う脳内血腫が確認され、最低1週間は入院が必要と診断された。(琉球新報の記事を転載しています)

 

<ブログコメント>昨日、ようやく国会中継が行われました。安倍首相の答弁はひどいですね。質問と関係ないことをえんえんと話して質問者の持ち時間をなくす。質問に答えない。注意されると、最後に捨て台詞のように一言答えるだけ。首相は同情をかおうとする演技には長(た)けているかもしれませんが、誠意、誠実さはどこにもありません。「辺野古・高江リポート」は琉球新報の記事で継続的に掲載されます。ふだん本土ではほとんど紹介されない沖縄の現状を伝えてくれます。