今日の東京新聞

購読している東京新聞の記事を紹介します。読者の応援ブログです。

最初で最後の首相街頭演説

  f:id:a-tabikarasu:20170702152852j:plain 1面/2017.7.2

都議選きょう投開票 最初で最後の首相街頭演説/2面

 安倍晋三首相(自民党総裁)は東京都議選最終日の1日、自民党候補者の応援のため千代田区のJR秋葉原駅前を訪れ、今回の選挙で初の街頭演説をした。都議選は第二次安倍政権で3度目。首相が告示後に応援演説に入った日数は、4年前の前回選よりも1日多い4日間だったが、演説回数は12回から3分の1の4回に減った。(村上一樹)

 首相は前回選では、告示後に欧州に出掛けたため、選挙応援に入ったのは帰国当日を含め終盤の3日間のみ。それでも街頭演説を12カ所で行った。
 今回は、4回の演説のうち3回は候補者の支援者や特定地域の住民を対象にした屋内での集会。不特定多数の人が聴ける街頭演説は最終日の1回だけだった。
 首相の演説機会が減ったのは、告示前から学校法人「加計(かけ)学園」を巡る問題で批判を受け、告示後も自衛隊を政治利用したとも受け取れる稲田朋美防衛相の発言や自民党下村博文都連会長の加計学園が絡む献金報道など、首相周辺で都議選に悪影響を及ぼしかねない事態が相次ぎ、政権への批判が高まっていることを意識したためとみられる。
 1日の街頭演説では「政権与党のリーダーとして、ご心配をおかけして申し訳ない思いだ」と陳謝。だが4回の演説を通じて、「加計学園」という名前や、稲田氏の失言に直接言及することは一度もなかった。

聴衆から反発も
 1日の演説中には、一部の聴衆から「帰れ」「安倍辞めろ」コールが続き、会場は騒然。首相が「演説を邪魔するような行為を、自民党は絶対にしない。相手を誹謗中傷したって、何も生まれない」などと怒る場面もあった。