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山本担当相 認定2ヵ月前に獣医師会に伝達

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山本担当相 認定2ヵ月前「四国で」 加計問題 獣医師会に伝達/1面

 国家戦略特区による獣医学部新設を巡り、事業者認定の2ヵ月前の昨年11月17日、山本幸三地方創生相が日本獣医師会を訪れて「四国で新設することになった」などと話し、学校法人「加計(かけ)学園」に決まったと伝えていたことが、本紙が19日に入手した同会作成の面会記録で分かった。

 事実なら加計学園を前提に計画が進められたことになる。山本氏の事務所は19日、本紙の取材に「11月17日に獣医師会を訪間し、獣医学部新設が決まった経緯について説明したが、四国で決めたとは言っていない。京都もありうるという話もした。今治市の財政状況については、概略を説明したが、加計学園という特定は一切していない」とコメントした。
 昨年11月9日には特区諮問会議が開かれ、獣医学部の新設方針を決定し「広域的に存在しない地域に限る」との条件を提示。愛媛県今治市を予定地とし、四国初の獣医学系大学となる加計学園にとって有利な内容だった。
 面会記録によると、山本氏は「獣医師が不足している地域に限って獣医学部を新設することになった」と、諮問会議の結果を説明。そのうえで、「今治市が土地で36億円のほか積立金から50億円、愛媛県が25億円を負担し、残りは加計学園の負担となった」「四国は、感染症に係る水際対策ができていないかったので、新設することになった」と述べた。
 当時、京都産業大京都府での新設を提案していたが、獣医学系大学は既に大阪府などにあった。今年1月4日に広島県今治市地域で一校に限って2018年度開学を条件に公募することが決まり、京産大は断念。同月20日、唯一公募に応じた加計学園が選ばれた。