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生きていてよい、それが人権なんだ

  f:id:a-tabikarasu:20170723071312j:plain 1面/2017.7.23

生きていてよい、それが人権なんだ 相模原障害者殺傷1年 識者の思い/1面

 相模原市知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が刺殺された事件で、殺人罪などで起訴された植松聖(さとし)被告(27)から3通の手紙が先月から今月にかけて本紙に届いた。「意思疎通がとれない人間を安楽死させるべきだ」など差別的な考えに変化は見られず、反省の言葉もない。自らも障害があり、障害者支援に取り組む専門家たちは、そんな考え方を否定し「価値があろうがなかろうが生きていてよい、それが人権なんだ」と訴える¨事件発生から26日で1年。教訓を生かして「共生」の歩みを進めることができるのか、社会が問われている。(1面リード)

相模原障害者殺傷事件
 2016年7月26日未明、「津久井やまゆり園」に元職員の植松聖被告(27)が侵入。19人を刺殺、27人に重軽傷を負わせ、殺人容疑などで逮捕された。横浜地検は刑事責任能力があると判断、殺人罪など六つの罪で起訴した。公判日程は決まっていない。

 

米軍基地前に「人間の鎖」/26面

 米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設先、名護市辺野古(へのこ)の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で22日、移設反対派の市民ら約2000人(主催者発表)が、「人間の鎖」として基地フェンス沿いに約1.2キロにわたって手をつなぎ、抗議集会を開催した。参加者は「辺野古新基地反対」と訴えた。

2000人が「辺野古反対」
 沖縄県が移設工事差し止めを求めて24日に那覇地裁に改めて提訴するのを前に行われた。猛烈な暑さの中、稲嶺進名護市長は、「この行動を、知事を支え、新基地建設をストップさせるためのエネルギーに変えていこう」と声を張り上げた。
 別の参加者は「行政の抵抗に委ねるのではなく、一人でも多くゲート前に結集し、闘いの鎖をもっと太く長く強くしていこう」と呼び掛けた。
 参加者らは、移設阻止の願いを託して風船約1000個を飛ばし、基地に向かって手をつなぎウェーブをつくった。
 辺野古と同じ沖縄本島北部にある米軍北部訓練場(東村(ひがしそん)など)の部分返還の条件として、政府が昨年7月に東村高江周辺にヘリコプター離着陸帯(ヘリパッド)4ヵ所の建設工事に着手してから22日で1年となった。
 うるま市から集会に参加した伊波義安さん(75)は「大量に機動隊を動員して強行した高江の手法が、辺野古でも行われようとしている」と批判した。

 

<ブログコメント>今日の1面は、相模原障害者殺傷事件の上松聖被告から届いた3通の手紙をとりあげています。政治や経済、事件、ニュース以外を1面に持ってくるのは、東京新聞らしい独自の紙面構成です。