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天皇陛下「深い反省」 戦没者追悼式

  f:id:a-tabikarasu:20170816213540j:plain 1面/2017.8.16

天皇陛下「深い反省」 戦没者追悼式/1面

 終戦から72年を迎えた15日、政府主催の「全国戦没者追悼式」が日本武道館(東京都千代田区)で開かれ、全国から集まった約5000人の戦没者遺族らが、先の大戦で犠牲になった約310万人を悼み、平和への誓いを新たにした。安倍晋三首相は式辞で「戦争の惨禍を、二度と繰り返してはならない」と述べたものの、歴代首相が盛り込んできたアジアヘの「加害と反省」には5年連続で触れなかった。
 天皇陛下は皇后さまと共に参列、お言葉で「深い反省」という表現を3年連続で使い、不戦への強い思いを述べられた。退位を実現する特例法が6月に成立し、節目の参列となった。
 安倍政権が9条改憲を視野に入れ、北朝鮮の弾道ミサイル発射実験も相次ぐなど、平和のあり方が問われる中での慰霊の日。式典には、衆参両院議長や最高裁判所長官ら各界の代表が参列した。正午の時報に合わせ、全員が一分間の黙とうをささげた。
 厚生労働省によると、全国戦没者追悼式に参列予定の戦没者の子や孫ら戦後生まれの人は1339人で、初めて全体5225人)の4分の1を超えた。戦没者の妻はわずか6人で、世代交代が進む。

 

元首相夫人付き職員 伊大使館へ異動/2面

 世耕弘成経済産業相は15日、閣議後の記者会見で、安倍昭恵首相夫人付きの政府職員だった中小企業庁の谷査恵子氏が在イタリア日本大使館に異動したと明らかにした。6日付で外務省への出向が発令され、同大使館の1等書記官となった。谷氏は、大阪市の学校法人「森友学園」への国有地売却問題への関与が指摘され、野党側が説明を求めていた。
 世耕氏は谷氏の移動について、森友学園問題とは「まったく関係ない」と強調。谷氏が語学が堪能で、日本文化を海外に売り込むクールジャバン政策の経験があることから、「人事は適材適所の考え方で実施されている」と指摘した。谷氏と同期のノンキャリア職員のうち3分の1程度は海外勤務を経験しているとして、「能力を考えた通常の人事だ」と述べた。
 谷氏は、森友学園への国有地売却に絡み、財務省に照会した結果を森友学園側にファクスで回答していたことが3月に明らかになったが、世耕氏は1月末には異動の内々示が行われていたと説明した。
 一方で、経産省内からは「いわれた仕事をこなしていただけなのに、批判の目をかわすために異動させられ、かわいそうだ」と、同情する声も上がっている。