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共謀罪にロックだ! 国会前 抗議の9時間ライブ

 f:id:a-tabikarasu:20170925070820j:plain 27面/2017.9.25

声・国会前 抗議の9時間ライブ「共謀罪にロックだ!」/27面

 「自由を奪おうとするヤツラヘの、最大の抵抗だ!」―。安倍政権への不満を音楽に乗せて訴えようと、主に首都圏で活動するミュージシャンら約60組が24日、国会議事堂周辺で、9時間に及ぶ「デモライブ」を行った。ロック、フォーク、DJ、ラップなど、それぞれのスタイルで思いをぶつけた。(梅村武史、蜘手美鶴)

 タイトルは「言っとくけど、俺の自由はヤツラにゃやらねえ!ロック・フェスティバル」で、約2000人(主催者発表)が集まった。「共謀罪」法に抗議し表現の自由を守ろうと企画され、リーダーのロック歌手、浦辺力さん(52)は20日の事前の記者会見で「国が個人のさけびを殺すならおれたちは大音響でさけんでやる」と、「反抗声明」を読み上げた。
 24日は午前11時のオープニングで、ジョン・レノンの「パワー・トゥ・ザ・ピープル」を替え歌にして、平和の尊さや国民主権をうたった憲法前文を紹介。共謀罪や安全保障関連法を批判し、脱原発、共生社会の実現などを訴えた。
 静岡県下田市庄田次郎さん(68)は上半身裸でトランペットをアドリブで演奏。「自由を縛る法律をぶっ壊したい」と甲高い音色を議事堂に向けた。京都大大学院の高山佳奈子教授(刑法)も駆け付け、「共謀罪を権力に行使させないことが大事。国民が意識を高く持つことで行使を阻止できる」と呼び掛けた。

解散ありえない
 TAKU IKEDOWさん(63、東京都小平市) 衆院解散だが、まさに「国会逃避のバックレ解散!」。何もしていないのに解散なんてあり得ない。これを許しては、国会が必要なくなる。議会制民主主義の否定がまかり通ってはいけない。

あきらめぬ思い
 ジョニーHさん(61、埼玉県新座市) 2015年から「芸人9条の会」メンバーとして護憲活動を続けてきた。今日は「泣き寝入りするな~、無意味な妥協をするな~」と、決してあきらめない思いを訴えたし、70年以上戦争のない世の中の素晴らしさも歌った。

共生社会実現を
 谷ぐち順さん(48、東京都葛飾区) 障害者の生活を守っていくために、もっと福祉に予算を回してほしい。弱者の声なんて簡単に踏みつぶされてしまい、基本的人権が守られていない。障害者が一人で暮らしていける「共生社会」を実現したい。

 

声・横須賀 軍港NO!月1デモ500回 1976年から歌い訴え41年

 基地のない街を願い、神奈川県横須賀市で41年間、休まず続いた定例デモが24日、500回目を迎えた。その間、寄港する米空母は原子力空母に変わり、基地の役割は強化されたようにも見える。それでも参加者は、粘り強い活動で街を変えようと意気込んでいる。
 デモは1976年2月から、米海軍横須賀基地前や商店街を通る約2キロのコースで、毎月最終日曜日に開いてきた。参加者が一桁の時期もあったが、「平和を願う市民の受け皿に」と続けてきた。24日は、普段の3倍近い約100人が参加。リヤカーに載せたスピーカーから響くエレキギターの演奏に乗せて、「空母はいらない、この街に」などと歌いながら行進した。
 終了後、500回目を記念した集いが開かれた。初回から参加する市民団体「非核市民宣言運動・ヨコスカ」の新倉裕史さん(69)は「戦前の旧日本海軍から150年、横須賀はずっと軍港の街だった。150年かけて変えるつもりで続ける」と語った。(福田真悟)