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「基地 持って帰れ」 米軍ヘリ大破 住民ら抗議

 f:id:a-tabikarasu:20171013082934j:plain 30面/2017.10.13

米軍ヘリ大破「基地 持って帰れ」 続く事故 住民ら抗議/30面

 米軍のCH53E大型輸送ヘリコプターが炎上、大破した沖縄県東村(ひがしそん)高江(たかえ)の米軍北部訓練場近くでは12日、住民約50人が詰め掛けて抗議の声を張り上げた。「基地があるから、こんなことが起こるんだ」。米軍の車両前に立ちはだかり、県警機動隊員らともみ合いになる場面もあった。

 住民らは、視察に訪れた自民党岸田文雄政調会長の車列に対しても「米軍ヘリ墜落糾弾」と書いた紙を掲げながら「基地を持って帰れ」と叫んだ。硬い表情で現場に入った翁長(おなが)雄志(たけし)知事には「頑張って」と手を振り、拍手を送った。
 沖縄県では2004年にも、米軍ヘリCH53Dが普天間飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)近くの沖縄国際大に墜落。昨年12月には、名護市沿岸部で輸送機オスプレイが不時着、大破した。
 北部訓練場でのヘリコプター離着陸帯建設に反対してきた同市の男性(35)は、度重なる米軍機事故に怒りが収まらない様子。「死者が出てからでは遅い。私たちは声を上げ続けなければいけない」と決意を固めていた。
 在沖縄米軍トップの事務所があるキャンプ瑞慶覧(ずけらん)(北中城村(きたなかぐすくそん)など)の前では、今回の事故に抗議する集会が開かれ、「NO BASE」「怒りは限界を超えた」と記したプラカードを掲げて約120人が集結。「欠陥機を飛ばすな」「訓練やめろ」とシュプレヒコールを上げた。
 札幌市の無職紫藤(しどう)則子さん(68)は「沖縄に基地を押し付けるから、こういう事故が頻繁に起きる。民間地で発生するなんて言語道断」と憤った。