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小池氏が希望代表辞任 結党50日国政撤退

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小池氏が希望代表辞任 結党50日国政撤退/1面

 希望の党小池百合子代表(東京都知事)は14日、党両院議員総会で、都政に専念するとして、党代表を辞任した。衆院選の大敗後も代表続投の意向を示していたが、各種世論調査で党の支持率が低迷するなど党勢は下げ止まらなかった。小池氏は、結党表明から50日で国政から撤退した。

 小池氏は両院議員総会終了後、記者団に「新執行部の船出を見届けて、創業者の責任を一つ終えた。私は都知事として都政に努めていきたい」と語った。
 総会では小池氏の辞任と10日に選出されたばかりの玉木雄一郎共同代表が新代表に昇格することが承認された。代表代行に大島敦幹事長、幹事長に古川元久元国家戦略担当相、政調会長長島昭久元防衛副大臣国対委員長泉健太氏を充てる人事も了承し、小池氏は特別顧間として党に助言していくことになった。
 小池氏は、衆院解散直前の9月25日に記者会見し、安倍政権に代わり得る新たな保守政党として自ら結党を宣言。衆院選を「政権選択選挙」と位置づけたが、自らは出馬しなかった。民進党出身者を「排除する」とした発言で批判を受け、50議席の獲得にとどまり、立憲民主党に及ばない野党第2党に終わった。
 <略>

世論離れて行き詰まり 都議会公明に配慮か
 小池百合子氏が希望の党代表を辞任したのは、安倍政権に代わる受け皿づくりを狙って国政に進出したものの、自らの「排除」発言が原因で衆院選で思うような結果を残せず、行き詰まったからだ。
 衆院選後、党運営から距離を置きつつ「投げ出し」との批判を気にして代表にとどまっていた。しかし、党の支持率は低迷したまま。小池氏が実質的に率いる都民ファーストの会も、今月12日の東京都葛飾区議選で公認5人のうち当選は1人にとどまるなど、地方選挙でも退潮が続いた。
 各種世論調査で「都政に専念すべきだ」との声が強い中、国政政党の代表にとどまっていても世論がますます離れることを懸念し、見切りをつけたようだ。
 都政運営では、都議会公明ととの関係を最優先したとの見方も強い。
 都議会で都民ファは単独で過半数に達しておらず、公明の協力が必要。その公明はもともと小池氏の国政進出に反対していた。
 小池氏が希望の立ち上げと代表就任を発表した9月下旬、公明幹部は「都政に専念するという約束と違う」と反発。都民ファとの連携解消を検討する考えも示していた。これ以上関係が悪化すれば、都政運営に支障が出かねないと判断したとみられる。(金杉貴雄、本原育子、榊原智康)