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国会「加計問題」衆院文科委 政務官しどろもどろ

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「加計問題」衆院文科委 政務官しどろもどろ/26面

 前日に認可されたばかりの学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設計画を巡り、衆院選後初の国会論戦となった15日の衆院文部科学委員会。野党側は「(国家戦略特区に認定するために政府が設定した)4条件がクリアされたと思えない」などと追及した。担当の政務官が即座に答えられない場面もあり、審議はたびたび中断した。(原尚子、望月衣塑子)=1面参照

4条件巡り攻防
 政府は特区による獣医学部新設を認めるうえで「既存の獣医師養成ではない構想が具体化する」「既存の大学学部では対応困難」など4つの条件を設定。これを満たしているとして特区認定し、加計学園を事業者に選んだとしている。
 立憲民主党逢坂誠二氏は「既存の獣医師養成ではない構想が具体化したのはいつか」「いつの時点のどの構想を見て、誰がどのように判断したのか」などとただした。
 特区を担当する内閣府長坂康正政務官は答弁に手間取り、逢坂氏の質問時間中に計12回審議がストップ。長坂氏は「(2016年)11月9日の特区諮問会議で文科、農水両大臣出席の上で制度化を決定した」などと答えたものの、冨岡勉委員長(自民)から「答えられますか?」「質問聞いておられましたか?」「大丈夫?」などと心配そうに声をかけられていた。
 希望の党今井雅人氏は新設を「可」とする答申を出した同省の大学設置・学校法人審議会について「新しい分野での新しい獣医学部。委員は、実質的に4条件を満たしているか疑間があるという意見を出していたのではないか」などと指摘し、議事録の公開などを求めた。林芳正文科相は「設置審では特区構想との整合性を審査する役割を有していない。個々の委員の発言を明らかにすると公平な議論が妨げられる恐れがある。議事録は作成していない」と反論した。