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オウム裁判終結 「サリン」など死刑13人

 f:id:a-tabikarasu:20180120153607j:plain 1面/2018.1.20

オウム裁判終結 「サリン」など死刑13人/1面

無期6人 高橋被告の上告棄却
 オウム真理教による地下鉄サリン事件など4つの事件で殺人罪などに問われた元信者高橋克也被告(59)の上告審で、最高裁第2小法廷(菅野博之裁判長)は被告側の上告を棄却する決定をした。 1、2審判決の無期懲役が確定する。日本の犯罪史上、類を見ない凶悪犯罪である一連の教団の事件の刑事裁判は、これですべて終結する。決定は18日付で、裁判官3人全員一致の意見。=麻原信仰は今も3面、長い闘い26、27面

強制捜査から23年
 教団を巡っては坂本弁護士一家殺害(1989年)、松本サリン(94年)、地下鉄サリン(95年)各事件などで計29人が死亡、負傷者は6000人以上となった。95年の強制捜査を受け、教団関係者計192人が起訴され、元代表麻原彰晃(しょうこう)死刑囚(62)=本名・松本智津夫(ちづお)=ら12人の死刑、5人の無期懲役が既に確定している。刑事訴訟法の規定に基づき、共犯者の刑の確定までは死刑を執行しないことが慣例となっており、今後は執行の検討が本格化するとみられる。
 1、2審判決によると、高橋被告は地下鉄サリン事件で、日比谷線サリンをまいた教団元幹部豊田亨死刑囚(49)を車で駅まで送迎。高橋被告は「サリンをまくとは知らなかった」と無罪を主張していたが、判決は、高橋被告が犯行後に解毒剤の注射を求めたとする元幹部の証言などから、毒物をまくと認識していたと認定した。
 高橋被告はこのほか猛毒VXガス襲撃(94、95年)、東京・目黒公証役場事務長監禁致死(95年)、東京都小包爆弾(95年)の各事件にも関与。この4事件の死者は計15人に上るが、検察側は従属的な立場だったとして、死刑ではなく無期懲役を求刑した。1、2審判決ともに求刑通り無期懲役を言い渡した。
 高橋被告は95年に特別手配され、2012年6月に東京都内で逮捕された。