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朝鮮人追悼碑訴訟 県が控訴/群馬県

 f:id:a-tabikarasu:20180228163234j:plain 20面/2018.2.28

朝鮮人追悼碑訴訟 県が控訴/20面群馬

表現の自由」認めよ 市民団体も控訴へ 再度主張の方針
 高崎市の県立公園「群馬の森」にある朝鮮人強制連行犠牲者追悼碑を巡り、県が設置更新を不許可とし、碑を管理する市民団体が処分の取り消しなどを求めた訴訟。県が処分を取り消した前橋地裁の判決を不服として控訴した27日、市民団体も控訴することになり、双方が県庁で記者会見した。市民団体側は主要な争点だった「表現の自由」について判決で主張が認められなかったため、2審で再度訴える見込み。(菅原洋)

県「安全な公園提供の責務ある」
 碑は2004年、県が碑の前で「政治的行事をしない」との設置許可条件を付け、市民団体「記憶 反省そして友好」の追悼碑を守る会(前橋市)の前身団体が建立。しかし、その後に守る会が碑の前で開いた慰霊行事で、出席者が政治的発言をしたとして、県が14年に設置更新を不許可とした。
 守る会の角田義一弁護団長は記者会見で「(判決では慰霊行事で)『強制連行』という言葉を使っただけで『政治的な発言』と判断したのはナンセンスだ。強制連行は歴史的に確立した用語。こうした表現の自由の問題は高裁で大きな争点になるだろうし、認められるべきだ」と強調した。
 角田団長は「控訴に強い憤りを禁じ得ない。(県の)控訴理由を読んでから、こちらも控訴したい」と述べた。
 一方、守る会側に先立って記者会見した県土整備部の中島聡部長は「判決で(守る会が)設置許可条件を違反したと認めたのに、不許可処分が取り消されたのは大変遺憾だ。県には安全で安心な憩いの場の公園を提供する責務があり、控訴審で正当性を訴えたい。控訴を求める県議会の意見などを踏まえ、総合的に判断した」と説明した。