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沖縄 慰霊の日 翁長氏「20年以上前合意の辺野古が解決策か」

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沖縄 慰霊の日 翁長氏「20年以上前合意の辺野古が解決策か」/1面

 太平洋戦争末期の沖縄戦終結から73年を迎えた「慰霊の日」の23日、20万人超の犠牲者をしのぶ「沖縄全戦没者追悼式」が、最後の激戦地となった沖縄県糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園で営まれた。翁長雄志(おながたけし)知事は平和宣言で、就任以来4年連続で米軍普天間飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古(へのこ)移設に反対し阻止する姿勢を表明した。安倍晋三首相はあいさつで、辺野古移設に直接触れなかった。 (村上一樹)

首相は触れず「負担軽減」
 翁長氏は、米朝首脳会談朝鮮半島の非核化を明記した共同声明が発表されたことなどを踏まえ「平和を求める大きな流れの中にあっても、20年以上も前に合意した辺野古への移設が唯一の解決策と言えるのか」と疑問を投げかけた。
 普天間飛行場は1996年に日米両政府が返還で合意したことに基づき、米海兵隊基地のキャンプ・シュワブがある辺野古が後に移設先に決まった。日本政府は辺野古移設が「唯一の解決策」との立場を貫いている。翁長氏は日米両政府に「現行計画を見直すべきではないか」と迫った。
 辺野古で進む新基地建設には「沖縄の基地負担軽減に逆行しているばかりでなく、アジアの緊張緩和の流れにも逆行していると言わざるを得ず、全く容認できない」と非難。辺野古に新基地を造らせないという私の決意は県民とともにあり、これからもみじんも揺らがない」と強調した。
 首相は、追悼式では「できることは全て行う。引き続きこの方針の下、沖縄の基地負担軽減に全力を尽くす」と語るにとどめた。
 <略>