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橋にタンカー衝突 関空、滑走路水没 台風21号

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橋にタンカー衝突 関空、滑走路水没 台風21号/1面

 台風21号は4日午後に徳島市に上陸した後、神戸市付近に再上陸し、日本海へ抜けた。関西地方を中心に被害が相次ぎ、7人が死亡、約200人のけが人が出た。開港以来で最大の瞬間風速を記録した関西空港では、強風で流された大阪湾のタンカーが連絡橋に衝突、橋の破損で通行不能となり、約5000人が取り残された。関西空港は高潮で滑走路が水没、広範囲が浸水し閉鎖された。最大風速44メートル以上の「非常に強い台風」の日本上陸は1993年の台風13号以来、25年ぶり。<略>


わたしの転機 カンボジアの黒こしょう加工支援 五津利雄さん/11面

 埼玉県入間市の五津(ごつ)利雄さん(79)は退職後、カンボジアの黒こしょう生産を支援している。かつては世界的な産地だったカンボジアだが、内戦で技術も販路も失われた。研究開発をしていた会社員時代、カンボジア出身の人たちに支えられたことから、「今度は自分が恩返し」と決心。培つた経験や技術を生かしている。

「恩に報いたい」が原動力 会社員時代に開発した技術応用
 40代のころ、浄水場の水質測定器を開発していました。そのころ、大変お世話になったのが、試作や製造の一部を委託していた企業に勤めていたカンボジア出身の男性。内戦が続いていた1980年に、家族や親類とともに難民として日本に逃れてきたそうです。
 急ぎの仕事で徹夜の突貫作業があるたび、電気関係の知識がある親族2人を連れてきてくれました。冷暖房もない作業場で、黙々と働いてくれました。
 日本人よりもまじめで正確な仕事ぶりに、頭が下がる思いでした。大きな仕事を支えてもらい、退職したら、今度は私がカンボジアのために何かをしようと決心しました。
 2004年に65歳で会社を退く前から、会社で得た知識を生かして何かできないか考え、現地で生産されている黒こしょうに目を付けました。かつてカンボジアは世界有数の生産地でしたが、内戦によって、栽培・加工技術も流通経路も失われていました。競争力を取り戻すためにはどうしたらよいのか考えました。
 そこで、ひらめいたのが透析用機器の殺菌用に開発した薬剤の応用です。こしょうは、加熱殺菌すると本来の味や香りを失ってしまいます。ですが、この薬剤を使えば、常温で殺菌できて風味も損なわれないのではないかと。人体への影響がないことなどをあらためて確認し、導入することにしました。
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