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はやぶさ2 探査ロボ 小惑星に着陸成功

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はやぶさ2 探査ロボ 小惑星に着陸成功/1面

 宇宙航空研究開発機構JAXA)は22日、探査機はやぶさ2から放出した小型探査ロボット「ミネルバ2」の2台が、小惑星りゅうぐうに無事着陸したことを確認したと発表した。ミネルバ2は世界で初めて小惑星表面を移動、写真撮影にも成功した。初代はやぶさも2005年11月に小惑星イトカワに同様のロボットの着陸を試みたが失敗、約13年ぶりの「再挑戦」で雪辱を果たした。
 ミネルバ2が小惑星の表面をジャンプしながら撮影した写真には大きな岩が散らばった表面の様子が写っている。21日午後に放出され、地上へのデータ送信などに時間を要したが、写真が得られたことなどから着陸できたと判断した。 <略>


本音のコラム 「王様は裸だ」 山口二郎/25面

 自民党総裁選挙では、石破茂氏が地方の党員票で安倍首相に肉薄した。この選挙の有権者は一般の有権者ではなく、自民党の党員、党友、つまり安倍首相の身内である。しかし、政治に対して強い関心を持つ人々である。そうした有権者の中で、安倍首相に対する評価が二分されていることが明らかになった。これは、今後の政治に大きな影響を持つ。
 選挙戦の中で、安倍、石破両氏はテレビのニュース番組で数回対論した。安倍首相は森友、加計疑惑に関する質問に対してまともに答えず、ゴルフを一緒にするのが悪いのなら、将棋やテニスはいいかなどと、頓珍漢(とんちんかん)な答えをした。自民党杉田水脈(みお)議員によるLGBTの人々に対する差別的な論文について、自民党にはいろいろな考えがあると、事実上擁護した。安倍首相が理性的議論の能力を持たず、人間の尊厳にも無関心であることが露呈した。
 世論調査で安倍政権を支持しない人々があげる理由のうち、「首相の人柄が信用できない」が多い。一連の首相の発言は、それを裏書きした。今回の総選挙で、自民党員の多くが、王様は裸だという意思表示をしたのである。<略>
(やまぐちじろう/法政大教授)