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米「戦犯捜査ならICC制裁」 警告対象に日本人判事

 f:id:a-tabikarasu:20180929115812j:plain 1面/2018.9.29

米「戦犯捜査ならICC制裁」  警告対象に日本人判事/2面

 米国のボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は、今月10日のワシントンでの講演で、国際刑事裁判所ICC、本部オランダ・ハーグ)がアフガニスタン戦争を巡り米兵らの戦争犯罪に関する捜査を開始すれば、判事や検察官を米独自制裁の対象に指定すると警告した。この制裁警告対象に日本人判事が含まれることがICC関係者への取材で分かった。
 関係者によると、判事のうちアフガニスタン担当は3人。1人は日本の判事赤根智子さん(62)=名古屋市出身=で、昨年12月にICC判事に当選した。現在、予審裁判部門に所属し、検察官の捜査開始の要請を検討する立場にある。
 ICCのベンスダ主任検察官は昨年11月、アフガン戦争に参加した米軍兵士や米中央情報局(CIA)要員が2003年5月以降、現地などで拷問やレイプなどの戦争犯罪を行った疑いが強いとして、捜査開始の権限を求めた。赤根さんが所属する予審部門が現在、被害者の陳述などを精査し、今後捜査開始を認めるかどうかを決定する。
 ボルトン氏は今月10日の講演で「ICCは米国の主権と安全保障を脅かし、容認できない」と主張。「捜査を始めれば、判事や検察官の米国入国を禁じ、米国内の資産を凍結し、米国の法律で彼らを訴追する」と警告した。
 赤根さんは1982年に検事となり、名古屋大法科大院教授、国連アジア極東犯罪防止研修所所長、最高検検事などを歴任。日本はICCへの最大の予算拠出国。 (加藤美喜)

 
空自、米B52と訓練 東シナ海、中国をけん制/2面

 航空自衛隊は28日、米空軍のB52戦略爆撃機1機と空自の戦闘機計16機が27日に東シナ海日本海上空で共同訓練をしたと発表した。B52は米領グアムから南シナ海上空を通って飛来したとみられ、中国を強くけん制する狙いがある。沖縄県尖閣諸島がある東シナ海空域でのB52との訓練を明らかにするのは初。
 空自などによると、B52は東シナ海上空で、那覇基地沖縄県)のF15戦闘機と編隊の確認などをした。その後、日本海上空で築城基地(福岡県)のF2戦闘機、小松(石川県)、千歳(北海道)各基地のF15と順次訓練した。
 小野寺五典防衛相は28日の定例会見で「日米の連携強化が図られ、絆を示すことは地域の安定化に向けたわが国の意思と高い能力を示す効果がある」と強調した。空自戦闘機は今年1月、7月にも日本海上空でB52と共同訓練した。