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皇后さま平成最後の誕生日 女性の時代先駆けに

 f:id:a-tabikarasu:20181021001129j:plain 1面/2018.10.20

皇后さま  平成最後の誕生日 女性の時代  先駆けに/26面

 皇后さまが平成で最後の誕生日を迎えられた。男女雇用機会均等法ができたのは昭和の終わり。平成はさまざまな分野に女性たちが進出した時代だ。平成を生きる女性たちにとって、皇后さまはどのような存在だったのか。各界の識者に聞いた。(荘加卓嗣、小松田健一)=1面参照

安心して見られる存在 作家 北原みのりさん(47)
 美智子さまは日本の女性に求められるものを背負い完璧に応えてきた。多くの人が天皇を「美智子さまの夫」としてみるぐらい、皇室では主役となった。
 ファミリーをつくる過程が、戦後の社会に希望と未来を見せ、過去の戦争にも真摯(しんし)に向き合おうとしてきた。「天皇制は全ての差別の根元」という言葉が、リアリティーを持たない時代になった。天皇制に批判的な人でも、美智子さまがされてきたことを認めざるを得ないのでは。
 私自身、美智子さまが好き。自分たちのロールモデルにはならないし、皇室に対する憧れもないけれど、世の中に尊敬される女性像が少ないから、安心して見ていられるということかもしれない。
 それでもかつて声を失ったことにどれだけ葛藤があり、女性として過酷な環境だったのかと考えさせられる。皇后という立場から解放された後、何を話されるか期待する。家族の中の立場が変わるわけではないから、引き続き気を抜けないのかもしれないが。

 <略>

「過ごした日々 深い感慨」  皇后さま84歳に/1面

 皇后さまは20日、84歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち宮内記者会の質問に文書で回答し、天皇陛下の退位を来年4月30日に控え「新憲法で定められた『象徴』のお立場をいかに生きるかを模索し続けるお姿を見上げつつ過ごした日々を、今深い感慨とともに思い起こしています」と、率直な心境を吐露した。<略>

東京新聞:皇后さま84歳に 「陛下との日々 深い感慨」:社会(TOKYO Web)