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「誰もが夢見てもいい社会に」施設出身者推薦入試で青学大へ

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「誰もが夢見てもいい社会に」施設出身者推薦入試で青学大へ/1面

 児童養護施設で暮らす子どもたちの大学進学を後押ししようと、青山学院大(東京都渋谷区)は、全国的にも珍しい、施設出身者を対象にした推薦入試制度を導入した。今春、第1号で入学した桜井彩子さん(19)=仮名=は願う。「誰もが夢をみてもいい社会にしたい。制度が広まればうれしい」 (木原育子)

 「夢じゃないよね?」。昨年11月、桜井さんは合格通知を手に、施設職員らと泣きながら喜んでいた。「私は本当に幸運。でも、施設には経済的な理由で将来の道をあきらめざるを得ない子の方が多い」。自分だけがつかめたような幸せに、少し胸が痛んだ。
 桜井さんは小学2年の時に両親が離婚。生活保護を受けながら、母親と姉、弟の一家4人で暮らした。だが、6年後の2014年、母親が大腸がんで突然亡くなってしまった。
 2カ月後、姉、弟と一緒に神奈川県内の児童養護施設に入所。慣れない集団生活や母親がいない現実を受け入れられず、気がおかしくなりそうだった。
 でも、涙一つ見せずに自分と弟を支えてくれる姉の隣で、泣き虫のままではいられない。施設が併設する中学校から奨学金で一般の高校へ進み、将来について真剣に考え始めた。
 得意の英語を磨き、世界に羽ばたく女性になりたい。でも、金銭的な支援がなければ進学はかなわない。児童福祉法は入所対象の「児童」を18歳未満と規定しており、高校卒業とともに原則として施設を退所しなければならない。
 そんな時、施設職員が見つけてくれたのが、青山学院大の新しい入試制度。合格すれば学費が免除され、給付金も受けられる。
 「人生はあきらめたら、そこで終わる」。学習支援のボランティアで施設に来ていた男性にも励まされた。この男性は偶然にも青山学院大の卒業生。そんな縁もあり、推薦入試に応募すると、見事に合格した。
 「みんなと一緒に勉強できる環境にいられることが、うれしい」。大学へ入学し、そう実感している。
 桜井さんの母親は生前、通訳の仕事をしていた。優しくて明るい、自慢の母だった。「私も母のように将来は英語を使って、人と人とをつなぐ仕事がしたい」と夢は広がる。 <略>

東京新聞:「誰もが夢見てもいい社会に」 施設出身者、推薦入試で青学大に:社会(TOKYO Web)

 

ラグビー日本選手権 神鋼復活18大会ぶりV/23面

 トップリーグ(TL)決勝トーナメントを兼ねた日本選手権決勝は15日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、神戸製鋼サントリーを55-5で下し、TLでは初年度の2003~04年シーズン以来となる15季ぶり2度目の制覇を果たした。日本選手権の優勝は18大会ぶり10度目となり、最多記録を伸ばした。サントリーの3季連続2冠はならなかった。
 神戸製鋼はWTBアンダーソンが前半3分と12分にトライを挙げるなど、22-5とリードして折り返した。後半も5トライを加えて圧倒した。
 3位決定戦は、ヤマハ発動機トヨタ自動車に15-12で競り勝った。

50点差  サントリーを圧倒
 神戸製鋼が圧巻の復活劇を果たした。社会人同士の日本選手権決勝では最多の55得点、50点差の大勝。ゲーム主将のフランカー橋本大は「歴史をつくれた。感無量だ」と喜びに浸った。
 強力バックスを誇るサントリーにボールを安易に与えないよう、SOカーターは自慢のキックの多用を控え、パスを散らす。FWが縦に攻める際も細かくパスをつなぎ、的を絞らせない。プロップ平島は「狙い通り」と胸を張る。前半3分、連続攻撃からWTBアンダーソンが先制トライを決め、試合開始早々に試合の主導権を握った。FWで前に出て、バックスでパスを回す。シンプルな攻めで前半を17点リードで折り返し、後半は無失点。日本一を決める戦いとは思えないほど、おもしろいようにピッチを支配した。 <略>