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秋葉原「辞めろ」コール 首相、反論控える

秋葉原「辞めろ」コール 首相、反論控える/2面

 安倍晋三首相は20日夜、参院選の選挙戦最後の訴えを、東京・JR秋葉原駅前で行った。首相にとっては、2012年衆院選以来、国政選挙の最後の訴えを行い勝利してきた縁起の良い場所だが、2017年の都議選応援では「辞めろ」コールをくり返した一団に「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と怒り、批判を浴びた因縁の場所。今回の最後の訴えの中も、「辞めろ」コールが起きたが、首相は反論を控えた。
 20日夜の秋葉原には、安倍政権に批判的な人たちが多く集まり、演説中には「安倍辞めろ」などと声を張り上げた。「自民党が本当にくらしを守れると思います?」などと書いたプラカードを掲げる人たちも。
 一方、首相の近くでは自民党支持者とみられる人たちが「安倍総理、ニッポン、頑張れ!」と書かれたカードや日の丸を振り、首相の演説に合わせて拍手。安倍政権に批判的な人たちが街宣車に近づこうとすると、自民党の旗を持った人たちと「押すなよ」「どっちが押しているんだ」と、互いに顔を近づけて怒鳴り合う光景もあった。
 ただ、グループの周りは大勢の自民党関係者や警察官が取り囲み、大掛かりな市民の排除や暴動には発展しなかったとみられる。札幌市では15日、首相の演説中にやじを飛ばした市民が警察に排除されたことに対し、対応が過剰との指摘が上がっていた。 (上野実輝彦)