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桜を見る会 首相 推薦関与認める

桜を見る会 説明ほころび 首相 推薦関与認める/1面

 安倍晋三首相は20日参院本会議で、自身が主催した「桜を見る会」の招待客の推薦に関わっていたことを認めた。人選への関与を否定したこれまでの答弁を修正した。菅義偉(すがよしひで)官房長官衆院内閣委員会で、今年の招待客約1万5000人のうち、首相の推薦が1000人程度、自民党の推薦が6000人程度に上ったことを明らかにした。麻生太郎副総理兼財務相や菅氏ら官邸幹部の推薦も1000人程度に上ったと説明した。招待客の半数以上が政府・与党の政治家による推薦で占められていた。 (中根政人)
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客選定「関与せず」→「意見言った」
 桜を見る会を巡る安倍晋三首相の説明に、ほころびが相次いで露呈している。招待客の人選への関与や、後援会と前夜に開いた懇親会の参加者の宿泊先に関し、当初の発言を変更。懇親会の経費を巡っても、不自然な点がある。野党は「虚偽答弁だ」などと批判を強め、首相に国会でさらなる説明を求めている。
 招待客に関し、首相は20日参院本会議で、推薦段階では自らも関与していたと認めた。当初は「取りまとめ等」への関与を否定しており、人選の手続きに推薦段階も含まれるとすれば、答弁の修正に当たる。
 首相は、内閣官房内閣府での招待客の最終的な決定には関与していないと強調したが、国民民主党玉木雄一郎代表は記者会見で「言葉遊び、言い逃れだ」と憤った。
 懇親会参加者の宿泊先に関しても、首相は、大多数が懇親会の会場となったホテルだったとした当初の説明を、20日参院本会議では、2015年は会場と別のホテルだったと修正した。首相は、参加者の会費が5000円という低価格で済んだのは、会場と宿泊先が同一だったからだと強調してきた。立憲民主党福山哲郎幹事長は「これまでの説明と齟齬(そご)をきたしている」と記者団に指摘した。
 懇親会の経費を巡っては、首相は「ホテル側から見積書等の発行はなかった」と繰り返し説明している。だが、都内の高級ホテルの広報担当者は、本紙の取材に「金額を決定する必要があるため、見積書を客に提示しないことはない」と話している。
 野党は「明細書なし、ということはあり得ない。政治資金規正法ならびに公職選挙法に違反する疑いが濃厚になった」(福山氏)と攻勢を強める構えだ。 (妹尾聡太)